曲の成り立ちとペトゥラ・クラークのプロフィール
名曲・恋のダウンタウン(Downtown)の成立した背景事情と英国の子役スターから世界的人気歌手・女優ペトゥラ・クラーク(Petula Clark)へと昇り詰め、今なお現役で活動を続けている事情を詳細に別記事でまとめている。
ペトゥラ・クラーク(Petula Clark)のオリジナル
スタジオ録音盤
日本でのヒット当時流れていたのはこの音源
ディーン・マーティン・ショー出演時(1967)の映像
2010年の映像
88年ディスコ風リメイク版
リメイク版?
フランス語バージョン「Dans le temps」
フランス語版もペトゥラ・クラーク(Petula Clark)自身が歌っている。タイトルは Dans le temps 。
オリジナルはよくある恋の嘆き節にすぎないが、フランスのベテラン作詞家ジャック・プランテがぶつけてきたのは、「眠れる夜を過ごす孤独な魂の彷徨」だった。
インパクトのある明るくキャッチーなメロディと、夜明けの光を見いだせずに苦しむ暗く乾いたリアルな情景。
この対極的なふたつをひとつにしてどう表現するか−ぺトゥラの歌手魂がかき立てられたに違いない。
まず、downtown のところを dans le temps (かつては)という、同じ響きの音の言葉を持ってきて、そこから歌詞を考えたからと思われる。
ドイツ語バージョン「Geh in die Stadt」
イタリア語バージョン「Ciao Ciao」
映画「17歳のカルテ」で使われた
1999年のアメリカ映画である。2000年に日本公開された。原作は1994年に出版されたスザンナ・ケイセンによる自伝。日本語訳は『思春期病棟の少女たち』(吉田利子訳/草思社/1994)。
この「17歳のカルテ」は、60年代のポップスが、ふんだんに使われている。
これは、この映画の舞台が60年代ということで、1曲とオリジナル・スコアを除き、全て60年代を代表する曲で構成されている。
「17歳のカルテ」オリジナル・サウンドトラック
「17歳のカルテ」の劇中、流れてくる音楽は重要な役割を果たしている。
特に、少女たちが病院の廊下で歌を口ずさむシーン。これは、 ”ペトゥラ・クラーク(Petula Clark)” のヒット曲 「恋のダウンタウン」 という曲だが、最初は小声でスザンナが口ずさみ、徐々に少女たちが歌い出すという、痛々しいストーリーの中でも、ほっとするシーンである。
映画「プラハ!」(2001年)で使われた
この映画については下記リンクの「永遠のアイドルとガールズポップ愛好館」に詳しい。
Zuzana Norisova(チェコ語)
カバーセレクション
1990年代に活躍し、その後一時再結成もしたスパイス・ガールズ (Spice Girls)。
そのメンバーの一人だったエマ・バントン(Emma Lee Bunton)が2006年にカバーしたバージョンが英国チャートで3位を記録した。
アレンジも歌い方もオリジナルとほぼ同じ。
Emma Bunton(エマ・バントン)
Dolly Parton
1983年、カントリーシンガー、ドリー・パートンがカバー
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