はじめに
ザ・ビートルズ(The Beatles)が63年4月に発表した3枚目のオリジナル・シングル。
ヨークからローズベリーに向かうヘレン・シャピロのコンサート・ツアー一行を乗せた長距離バスの中で作られた。
ジョンのハーモニカをフィーチャーした(ステレオ・ミックスではハーモニカがカットされている)初期ビートルズの典型的な作品。
日本では64年4月発売。原題はそのまま「From Me To You」
クレジットは「マッカートニー=レノン」でデビュー曲からこの曲までがこの並びでこの曲は“真の共作曲”の1つである。
曲としては愛の歌というよりファンに対する感謝の意味がある。
ビートルズにとってこの曲は初めて全英1位を獲得した作品で(前作「Please Please Me」は2位が最高位)米国上陸前にデル・シャノンのカバーが全米77位となり、ソングライターとして初めて全米チャートインした曲でもある。
しかしこの年には彼等自身の曲は全米116位までがやっとで、翌年の米国上陸後の再リリースでやっと全米41位を獲得した。
同じ全英1位曲の「She Loves You」「抱きしめたい」に比べて影が薄く感じられるものの、記念碑的作品といえる。
オリジナルシングル盤ジャケット
自分のポップス小僧としてのスタートは60年前後のオールデイズである。
64年にザ・ビートルズが米国上陸を果たして以降は米国でも日本でも音楽シーンは激変した。ビートルズ世代を自認する筆者だが、そのルーツは60年代前半ビートルズ登場前のオールデイズにある。
日本発売盤ジャケット
人並みにビートルズ・ファンだった筆者は彼らの初期の作品が自分としては特に気に入ってる。
荒削りながらも勢いのあった時期が大好きで「ヘルプ!」辺りからは少し距離を置き始めた。
「Please Please Me」「抱きしめたい」「ツイスト・アンド・シャウト」「ミスター・ポストマン」等他にもっと好きな曲があるのに地味なこの曲を選んだのは偶然である。
ザ・ビートルズ(The Beatles)の動画
オリジナル(Remastered)
ステレオ盤では冒頭のハーモニカがカットされている
63年ロイヤル・バラエティ・ショー画質改良版
64年2月ワシントンコロシアムでのライブ画質改良版
63年4月ラジオ番組ライブ音源
カバーセレクション
Del Shannon
Bee Gees メドレーの2曲目
Yolanda Be Cool & Dcup-Official Video
イージーリスニングのカバー
Hollyridge Strings
歌詞
Da da da da da dum dum da
Da da da da da dum dum da
If there’s anything that you want
If there’s anything I can do
Just call on me and I’ll send it along
With love from me to you
I’ve got everything that you want
Like a heart that’s oh so true
Just call on me and I’ll send it along
With love from me to you
I got arms that long to hold you
And keep you by my side
I got lips that long to kiss you
And keep you satisfied, oooh
If there’s anything that you want
If there’s anything I can do
Just call on me and I’ll send it along
With love from me to you
From me, to you
Just call on me and I’ll send it along
With love from me to you
I got arms that long to hold you
And keep you by my side
I got lips that long to kiss you
And keep you satisfied, oooh
If there’s anything that you want
If there’s anything I can do
Just call on me and I’ll send it along
With love from me to you
To you, to you, to you
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