虹と共に消えた恋の原曲は…|Peter,Paul&Mary

Artist(English)
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はじめに

PPMと書いて何の説明が無くても通じるだろうか。他に「ブラフォー」とか「キントリ」なんかもあった。

当時は単にハーモニーの美しさに惹かれて内容も理解せずに歌っていたが、この曲は明らかに反戦歌。原題は「Gone The Rainbow」

この曲は1962年、最初セカンドシングル”If I Had A Hammer”のB面に入っていたもので、翌年セカンドアルバムにも収録された。しかしシングルカットされたのは日本だけである。ベスト盤でもこの曲が収録されているのは日本盤だけで、それだけ日本での人気が高かった。

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原曲は17世紀アイルランドで歌われていた ”Siuil A Ruin”

この曲のオリジナルは17世紀のアイルランドで歌われていた”Siuil A Ruin”(シューラールゥ)という曲をベースにしている。歌詞は英語でコーラスの部分だけがアイルランド語(ゲール語)で歌われていて、タイトルを機械翻訳で英語にすると”Walking Secrets”となるらしい。

当時イングランドとフランスで戦争があり、イングランドに虐げられてきたアイルランドの人たちもその戦争に駆り出され、愛する人を戦争で奪われた女性たちがイングランドの人たちにはわからないゲール語でコーラスの部分を歌っていた。

その後アイルランド移民の人達によってアメリカにも伝わり、”Johnny Has Gone for a Soldier”とか”Buttermilk Hill”というタイトルの歌となって独立戦争の頃に歌われた。

Johnny Has Gone for a Soldier

Johnny Has Gone for a Soldier

Buttermilk Hill – The Weavers

The Weavers- Buttermilk Hill
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PPMのアレンジによりこの曲が世界に広まった

PPMがこの曲を歌った頃はヴェトナム戦争の時代で、やはり反戦歌として歌われていた。彼らの曲は声高に戦争反対を叫ぶのではなく、静かな曲に乗せてその悲しみを歌うというスタイルであった。

 

同年代(と思われる人)のPPMに関する真摯なコメント
なかのさんち ピーターポールアンドマリー

原曲と思われるアイルランド民謡に関する詳しい解説が参考になる
世界の民謡・童謡 シューラ・ルーン

PPMの場合はゲール語の発音をアルファベット表記にしているので、歌詞だけ読んでも意味は分からない。わざと意味が分からないように歌うのがこの曲のポリシーだとすれば、あまり詮索しない方が良いのかもしれない。

PPMの歌声と映像

Peter,Paul&Mary(PPM)

Peter, Paul, & Mary – Gone the Rainbow

日本ライブ盤 1967

Gone the Rainbow (Live in Japan 1967)

カバーセレクション

日本では多くのアーティストがカバーしていたが、アップされているのは非常に少ない

山本潤子、坂崎幸之助、吉川忠英

<削除された>

山本潤子を聴きたい方は500マイルも離れてをどうぞ

500マイルも離れて・山本潤子・Best コレクション 鈴木康博・細坪基佳・

Wee Gee

Wee Gee – Gone the Rainbow

The Overlanders

The Overlanders / Gone the Rainbow

ハニー・ナイツ

ハニー・ナイツ 虹とともに消えた恋 1967 / Gone the Rainbow

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ゲール語のコーラス部分のみ英語に機械翻訳

Siúil, siúil, siúil a rúin  Walk, walk, walking Secrets  そっと、忍び足でやってきて
Siúil go socair agus siúil go ciúin Walk quietly and silently walking 静かに音を立てずにきて
Siúil go doras agus éalaigh liom Walk to the door and escaped with me 戸口まで行き
Is go dté tú mo mhúirnín slán  It may you go, my darling  一緒に逃げましょう、 愛しい人

原曲の”Siuil A Ruin”に近いと思われる

クラナドにはエンヤが在籍しているそうだが未確認

Clannad(クラナド) – Siuil A run

Clannad – Siúil A Rún

Celtic Woman(ケルティック・ウーマン) – Siuil A run

Celtic woman. – Siuil A run

ケルティック・ウーマンの曲に合わせて無関係なドラマとの組み合わせが妙にマッチしている

Arwen & Aragorn Tribute – Siuil A Run – Celtic Woman

Arwen & Aragorn Tribute Siuil A Run Celtic Woman

Siuil A Ruin を原曲とするもう一つのアイルランド民謡

Siuil A Ruinから生まれたアメリカ民謡については既に述べたが、もう一つアイルランド民謡として歌われている曲があることはあまり知られていない。曲名は「Johnny I Hardly Knew Ye(あのジョニーはもういない)」

アメリカ民謡となった曲は陽気な曲調であるのに対してアイルランド民謡となった曲は、戦争で手足を無くして誰ともわからない姿になって祖国に送り返された息子を前に、母はこう歌う。

『また人は銃を持ち、争いは繰り返す
けれどこれでもう誰も、お前を奪えはしない
私からもう二度と、お前を奪えはしない』



Karan Casey – Johnny I Hardly Knew Ye

Karan Casey – Johnny I hardly knew ye

PPMの曲で似たようなシチュエーションで当時一緒に口ずさみながらよく聞いていた曲がある。美しいハーモニーと静かな心に沁みるメロディが大好きだった。

The Cruel War(悲惨な戦争) – Peter Paul and Mary

Peter Paul And Mary Alive "The Cruel War"

<歌詞>

Shule, shule, shule-a-roo,
Shule-a-rak-shak, shule-a-ba-ba-coo.
When I saw my Sally Babby Beal,
come bibble in the boo shy Lorey.

Here I sit on Buttermilk Hill;
who could blame me, cry my fill;
Every tear would turn a mill,
Johnny’s gone for a soldier.

Shule, shule, shule-a-roo,
Shule-a-rak-shak, shule-a-ba-ba-coo.
When I saw my Sally Babby Beal,
come bibble in the boo shy Lorey.

I sold my flax, I sold my wheel,
to buy my love a sword of steel;
So it in battle he might wield,
Johnny’s gone for a soldier.

Shule, shule, shule-a-roo,
Shule-a-rak-shak, shule-a-ba-ba-coo.
When I saw my Sally Babby Beal,
come bibble in the boo shy Lorey.

Oh my baby, oh, my love,
gone the rainbow, gone the dove.
Your father was my only love;
Johnny’s gone for a soldier.

Shule, shule, shule-a-roo,
Shule-a-rak-shak, shule-a-ba-ba-coo.
When I saw my Sally Babby Beal,
come bibble in the boo shy Lorey.

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