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行かないで(If You Go Away”Ne Me Quitte Pas”)第4章(完)~Jacques Brel,Dusty Springfield

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この曲の他にもダスティの名曲は多い

1967年には、映画「007カジノ・ロワイヤル」の主題歌「The Look Of Love(恋の面影~カジノ・ロワイヤル)」を歌い、全米22位を獲得しアカデミー賞主題歌賞にもノミネートされた。

この曲はセルジオ・メンデスのカバーでもヒットし、その後も数え切れないくらい多くの歌手が歌うボサノバ調の曲である。

The Look Of Love(恋の面影) – Dusty Springfield

Dusty Springfield – The Look of Love

ダスティはバート・バカラックの曲もたくさん歌っている。ダスティの歌についてバカラックは「彼女の声はスモーキーでセクシー。囁くように燃える声とでもいうか・・・ロマンスと情熱とクールさを感じるんだよ」と絶賛している。

同じく1967年のアルバム「Where Am I Going?」ではこの「行かないで」やジャズ風アレンジの「サニー」が収録されている。

●歴史的名盤「Dusty In Memphis」


ダスティが時代遅れのアーティストとなりつつあった60年代の終わり頃。そんな彼女を、白人でありながらも本物のソウル・シンガーとして認めていたアトランティック・レコードは、ソウルの本場アメリカへと招いた。ダスティはアトランティック・レコードと契約し、彼女がソウル・ミュージックに開眼したきっかけとなった場所であるテネシー州メンフィスで、新しいアルバムの製作にとりかかった。

こうして完成したアルバムは「Dusty In Memphis」と題され、1969年に発表された。

商業的には必ずしも成功したとは言えなかったが、このアルバムはダスティの代表作として、またソウル・ミュージックの最高傑作の1つとして、今もなお高い評価を受けている歴史的名盤となった。

このアルバムからは「Son Of A Preacher Man(プリーチャー・マン)」が全英9位全米10位のヒットとなった。この曲はもともとアレサ・フランクリンのために書かれた曲だった。しかしアレサが気に入らずに却下したという話を聞いたダスティがレコーディングし、大ヒットさせたという経緯があった。

ところがこのダスティのバージョンに刺激を受けたのか、アレサは改めてこの曲をレコーディング。アレサのバージョンを聴いて”負けた”と思ったダスティだったが、偶然アレサと同じエレベーターに乗り合わせた彼女の腕をアレサは抱きしめて”この娘ったら・・・”と嬉しそうにつぶやいたという。ダスティにとっては尊敬する先輩からの最大の賛辞だった。

またこの曲は、後にクエンティン・タランティーノ監督の大出世作となった1994年の映画「Pulp Fiction(パルプ・フィクション)」のサントラ盤に収録され再度のヒットを記録した。

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●ブルー・アイド・ソウル

人種問題が大きなテーマだった当時、アメリカの黒人たちが「これが自分たちのアイデンティティだ」と、世界に訴えてきた音楽が「ソウル音楽」だった。そんな中、白人でも、黒人音楽を本当に理解し、同格の魂を感じる音楽ができる人を「ブルー・アイド・ソウル」といって、黒人たちから仲間として、同志として、理解と尊敬の念で迎えられたアーティストたちのことである。

そしてダスティはポップ音楽史上最も重要な「ブルー・アイド・ソウル」である。

番組で共演したマーサ・リーヴスはダスティとの初対面の思い出をインタビューで語っている。

「イギリスから来たダスティさんに会ってくれと言われて楽屋の前まで来たら、中から物が投げつけられて割れるすごい音がするのよ、びっくりして、それでもドアを開けられたから中に入ったら、そこにいたのは発作を起こしているとしか思えないダスティだったの」

しかしマーサは

「ダスティは真のソウル・シンガーよ。ソウル・シンガーというと、黒人じゃなきゃなんて思ってる人がいるみたいだけど、そんなことは関係ないわ。歌でソウルを表現出来る人がソウル・シンガーなのよ。ダスティにはそのソウルがあったわね。」

と絶賛している。

アルバム「Dusty In Memphis」から

Son Of A Preacher Man(プリーチャー・マン)

Dusty Springfield Son of a Preacher Man

映画「Pulp Fiction(パルプ・フィクション)」のサントラ盤

Pulp Fiction Soundtrack – Son of a Preacher Man (1968) – Dusty Springfield – (Track 7) – HD

Spooky 1970年

トヨタのCMやブラビが出演したソフトバンクのCMに使われた

Dusty Springfield – Spooky

Yesterday When I Was Young

DUSTY SPRINGFIELD ~ Yesterday When I was Young ~.wmv

この原曲はこちら  Hier Encore – Charles Aznavour 1972年

Charles Aznavour Hier encore

不遇の時代を克服し復活を果たした1987年の曲 What Have I Done To Deserve This? – Pet Shop Boys & Dusty Springfield

Pet Shop Boys – What Have I Done To Deserve This (Official Video) [HD REMASTERED]

1990年にダン・ハートマンをプロデューサーに迎えたアルバム「Reputation(レピュテイション)」を発表し、「In Private(イン・プライベイト)」がクラブ・チャートで大きなヒットとなった。

Dusty Springfield – In Private (HD)
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