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孤独の太陽(In My Room)~Verdelle Smith,The Walker Brothers

Artist(English)
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はじめに

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 このタイトルで桑田佳祐のアルバムを思い浮かべた人も多いのではないだろうか。しかしながら重厚なパイプオルガンの序奏で始まるバッハの「トッカータとフーガ ニ短調」・・・言うまでもなく66~67年にかけて日本で大ヒットしたウォーカー・ブラザーズの「孤独の太陽」原題は「In My Room」はスコット・ウォーカーの憂いを帯びた声とこのイントロが強烈な印象を残して話題となった。だがこの曲がヒットしたのは何故か日本だけという。

 ウォーカー・ブラザーズについてはもう既に、「ダンス天国」、「太陽はもう輝かない」を取り上げている。だが僕がこのグループの存在を初めて知ったのはこの印象的なイントロで始まる曲だったのではないかと思う。この文章を書くにあたりてっきりこの曲は彼らのオリジナルだと思っていたら、意外にもまたもやカバー曲であった。

 敏腕プロデューサーであるPhil Spectorが始めた「Wall Of Sound」と呼ばれた多重録音による重厚な音作りがこの作品でも採用されている。The RonettesやRighteous Brothersで当時一世風靡したサウンドがここでも使われていた。

ダンス天国(Land of a Thousand Dances)~The Walker Brothers
はじめにこの曲名を聞いてすぐに思い浮かべるのは僕もそうだが、多分ウォーカー・ブラザースじゃないだろうか。ところがオリジナルはもっと古くて63年に黒人歌手ケナーが自作自演でヒットさせたもののリバイバルである。チャート入りした...
太陽はもう輝かない(The Sun Ain’t Gonna Shine Any More)~Frankie Valli,The Walker Brothers
アメリカでは芽が出ずにイギリスで成功したウォーカー・ブラザーズが66年に全英1位、全米11位を記録した大ヒット曲。フォー・シーズンズのフランキーヴァリのソロ曲がオリジナル。日本ではアイドル的人気が高く不二家のCMに登場。67年には解散するが68年に日本公演のためにだけ再結成された。

オリジナル

 66年1月黒人女性歌手Verdelle Smithがデビュー・シングルとしてこの曲を発売したのがオリジナルであった。

 ちなみに1番目にこの曲を収めたウォーカー・ブラザーズのアルバムは66年11月発売である。

 なおこの曲の原曲はJoaquin Prietoで、アメリカ人のPockrissとVanceが歌詞の英訳とアレンジを担当している。

Verdelle Smith(66年1月発売)

Verdelle Smith – (Alone) In My Room

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来日時は凄まじい人気だった

 日本においての彼らの人気はビートルズを上回ると言われたほど凄まじいものであった

 67年2月5日(日)の初来日から四日間の各日の詳細なタイムスケジュールが当時の写真をちりばめながら1日毎に1ページを割いて書かれているブログがある。興味のある人はこれを読めば今では想像も出来ない日本の少女達の熱狂振りを知ることが出来るでしょう。

 長身・碧眼・美形という条件が揃ったメンバーが当時の日本では珍しかっただけじゃないかと負け惜しみを言いたくなるくらいの大ブームであった。

 下記のブログはコメントも非常に参考になる内容の充実したものである。下のほうにある「前記事」「後記事」をクリックすることで四日間の全てを知ることが出来る。リンクは最終日。

ウォーカー・ブラザース 初来日から40年 (最終日)
1967年 ウォーカー・ブラザース初来日4日目から離日までの記録。 ★2月8日(水) 晴れ  慌ただしかった日本でのPR活動もこの日が最終日。 12:00  雑誌・ラジオの取材 (ホテルの部屋で) 15:00  TBS「ヤング720」の収録 17:00  帝国ホテルのバーで休憩 18:00  都市センター・ホール...

解散後のスコット・ウォーカー

 解散後ソロで活動しているスコット・ウォーカーを撮った06年のドキュメンタリー映画をNYで見た感想を含めて彼の近況について知りたい方はどうぞ。

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The Walker Brothersの歌声と映像

(66年11月アルバム発売)

無関係な画像が難点だが音質良好

Walker Brothers-In My Room (1966) HD

スライドショーが良い

The Walker Brothers – In My Room

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カバーセレクション

彼女の世界は独自のものを持っているので好きだ。日付を見るとウォーカー・ブラザーズのアルバム発売よりも2ヶ月早い。

Dalida-フランス語題Dans ma chambre

Dalida – Dans ma chambre (1966)

Nancy Sinatra(ナンシー・シナトラ)

Nancy Sinatra – In My Room

Marc & The Mambas

MARC & THE MAMBAS – IN MY ROOM

同じイントロを使ったパロディ・ソング 嘉門達夫「鼻から牛乳」

YouTube

 ここでは紹介しないが、デーモン小暮が平家物語の諸行無常と結びつけた曲を作っている。

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<歌詞>

In my room, way at the end of the hall
I sit and stare at the wall
Thinking how lonesome I’ve grown, all alone
In my room
In my room, where very night is the same
I play a dangerous game
I keep pretending she’s late
So I sit, and I wait
Over there is the picture we took when I made her my bride
Over there is the chair where I held whenever she cried
Over there by the window, the flowers she left – have all died
In my room, way at the end of the hall
I sit and stare at the wall
Thinking how lonely I’ve grown, all alone
In my room
 
 
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