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わかっているよ(Je Le Voie Sur Ton Visage)~Enrico Macias

A--E
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はじめに

1967年のエンリコ・マシアス(Enrico Macias)のヒット曲。原題は「Je Le Voie Sur Ton Visage」で最初に発売されたLP日本盤の邦訳では「話さなくても」となっていたが日本公演の直後に初めてこの歌を日本語で吹き込み、これが1967年12月から翌春にかけて大ヒットした。1967年発売のアルバム”Les millionaires du dimanche”に収録されたのが最初。

これが日本で大ヒットしたことからそれ以降フランス語盤の邦題も「わかっているよ」に変更された。

彼はフランスの植民地だったアルジェリア生まれのユダヤ人で、アルジェリアの独立に伴って本国に移住した。

この曲のクレジットは作詞はEnrico Macias & Jacques Demarny、作曲はEnrico Macias & Jean Claudricとなっている。

同じアルジェリア出身のジャック・ドマルニ(Jacques Demarny)がこの詩をマシアスに持ち掛け、編曲家のジャン・クロードリック(Jean Claudric)と共に曲を付けて仕上げた。

62年の「思い出のソレンツァラ」64年の「恋心」が日本での彼の代表曲だがこの曲はそれらに比べると知名度は低い。直訳すると「私はあなたの顔を見る」

エンリコ・マシアスのプロフィール

1938年フランス領アルジェリア(現アルジェリア共和国)コンスタンティーヌ生まれのユダヤ系アラブ人。誕生名「Gaston Ghrenassia」でシンガー・ソングライター,ギタリストとして活動。日本では1964年「L’amour C’est Pour Rien/恋心」、1967年「A Solenzara/想い出のソレンツァラ」、同67年「Je Le Vois Sur Ton Visage/わかっているよ」などが代表曲となっている。

父親はアンダルシア・ミュージシャン(バイリオン奏者)の「Sylvain Ghrenassia:1914–2004」で、「エンリコ・マシアス」も15歳で父親の参加していた[Cheikh Raymond/シェイフ・レイモン」のバンドにギタリストとして参加。以降メンバーから付けられた愛称「Enrico/エンリコ」で知られるようになり、また「シェイフ・レイモン」の娘「Suzy Raymond/スージー・レイモン」と結婚。

しかし義父となった[シェイフ・レイモン」は1961年6月22日「アルジェリア民族解放戦線」に暗殺され、同61年「エンリコ・マシアス」は妻と共にフランス・アルジャントゥイユに逃亡。その後パリ市に移り1962年シングル「Adieu Mon Pays」でデビュー。ステージ名は愛称と誕生名を短縮した(nassia)を併せ「Enrico Nassia」の予定だったが、ミス・プリントされ「Enrico Macias」でデビューした。

デビュー時からフランスでは知られた存在だったが、1963年に「人種平等」をテーマにした「Enfants De Tous Pays/世界の子供たち」がフランス1位を記録。以降も1967年「Les Filles De Mon Pays/ふるさとの娘たち」がフランス1位、同67年「Mon Coeur D’attache/いつも心に」がフランス1位を記録している。

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エンリコ・マシアスの歌声と映像

最初に収録されたアルバム”Les millionaires du dimanche”のジャケット
大ヒットした日本語盤のジャケット

Enrico Macias(エンリコ・マシアス)

Enrico Macias – Je le Vois sur ton Visage

日本でもヒット

日本語バージョン!!日本語盤作詞は永田文夫。

エンリコ・マシアス わかっているよ(日本語)1967 / Je Le Vois Sur Ton Visage

ヒットした当時、日本語で聞いていた記憶があるので探したがアップされていない。それでも諦めきれず探し続けて何度もトライして見つけたのが上記の動画である。

その後数年経過、現在では複数の日本語バージョンがアップされているのを確認できた。

サビの「わかっているよ、いくら隠しても」の部分が大好きでいつも一緒に口ずさんだ。その歌詞も発見。
歌詞のみ

エンリコ・マシアスの複雑な出自からくる歌詞の内容を日本では全く別物の男女の恋物語に変容させる、よくある例を「恋心」にとってそれを翻案歌と呼び、元歌の持つ意味を真面目に考察した論文が名古屋大学のサーバーにあったので紹介する。21ページに及ぶ長大なものである。

「エンリコ・マシアスの歌うアラブ=ユダヤ共生」



岸洋子のカバー盤ジャケット

岸洋子 - わかっているの

岸洋子 わかっているよ Je Le Vois Sur Ton Visage 1967

布施明

布施明 わかっているよ 1969 / Je Le Vois Sur Ton Visage

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<歌詞>

Lorsque tu t’ennuis de moi
Je le vois, je le vois
Quand tu es bien dans mes bras
Je le vois, je le vois
Je le vois sur ton visage
Et crois-moi, et crois-moi
Quand tu veux me mettre en cage
Je le vois, je le vois
Quand tu ris de mes manies
Je le vois, je le vois
Quand un rien te fait envie
Je le vois, je le vois
Je le vois sur ton visage
Et crois-moi, et crois-moi
Quand tu es dans les nuages
Je le vois, je le vois

Pareil a l’oiseau naissant
Qui sait d’instinct d’ou vient le vent
L’amour c’est a chaque instant
Saisir le moindre sentiment
Quand tu t’inquiètes pour moi
Je le vois, je le vois
Quand tu partages mes joies
Je le vois, je le vois
Je le vois sur ton visage
Et crois-moi, et crois-moi
Quand tes yeux sont à l’orage
Je le vois, je le vois

Pareil aux fleurs qui s’éveillent
Avant le levé du soleil
L’amour peut imaginer
La fin de toutes les pensées
Quand tu as besoin de moi
Je le vois, je le vois
Tout ce que tu ne dis pas
Je le vois, je le vois
Je le vois sur ton visage
Et crois-moi, et crois-moi
Quand ton cœur part en voyage
Je le vois, je le vois

邦訳 朝倉ノニー

君が僕にうんざりしていたら
僕にはわかる、わかるんだ
君が僕の腕のなかでいい気分なら
僕にはわかる、わかるんだ
君の顔を見ればわかる
だから信じて、僕を信じて
君が僕をカゴに入れたいとき
僕にはわかる、わかるんだ
君が僕のくせを笑うとき
僕にはわかる、わかるんだ
つまらぬことが君をねたませるとき
僕にはわかる、わかるんだ
君の顔を見ればわかる
だから信じて、僕を信じて
君が上の空のとき
僕にはわかる、わかるんだ

風がどこから来るのか直観的に知っている
生まれたばかりの小鳥のように
愛というものは刻一刻
ほんのわずかな感情さえとらえる
君が僕のことを心配してくれるとき
僕にはわかる、わかるんだ
君が僕の喜びを分かち合ってくれるとき
僕にはわかる、わかるんだ
君の顔を見ればわかる
だから信じて、僕を信じて
君の目が怒っているとき
僕にはわかる、わかるんだ

日の出よりも前に
花が目覚めるのと同じように
愛は想像することができる
すべての考えの結末を
君が僕を必要としているとき
僕にはわかる、わかるんだ
君が言わないことがすべて
僕にはわかる、わかるんだ
君の顔を見ればわかる
だから信じて、僕を信じて
君の心がどこかへ行っちゃうとき
僕にはわかる、わかるんだ

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