スポンサーリンク

悲しきクラウン(King of Clowns)~Neil Sedaka

Artist(English)
スポンサーリンク

はじめに

スポンサーリンク

 ニール・セダカ1962年の日本だけでのヒット曲。全米では最高第45位だった。
「シャラララララ-ライロ」のところは当時よく一緒に歌ってた。

 62年にハワード・グリーンフィールドとニール・セダカの名コンビによる珍しくちょっと自嘲的な楽曲。

 クラウンを王冠(crown)のことだと勘違いしそうだが、もちろんピエロとか道化役者を意味する「clown」のことで、愛する女性に去られ、涙を隠してピエロを演じている自分を「道化の王様」と自嘲気味に言っているという男心を歌った失恋ソング。本国のアメリカではほとんどヒットしていない(全米46位)。

 しかし逆にこの曲が日本では大ヒット、「今週のベスト・テン」においては62年7月から10月にかけてのランクインで、最高位は2位。

クラシックからポップスへ

 ニール・セダカがジュリアード音楽院でクラシック・ピアニストを目指していたことは別記事で述べた。しかもトップクラスの成績でチャイコフスキー・ピアノ・コンテストへの出場権を獲得したのである。ところが彼がトーケンズを結成していたことがバレたために出場権はお流れになり、彼はクラシック・ピアニストへの道を諦めることとなった。

このような経緯がありハワード・グリンフィールドとのソングライター・コンビで活動を本格化させる。そして1958年コニー・フランシスのマネージャーをしていたドン・カーシュナーと知り合うことになり、彼女に提供した「Stupid Cupid(間抜けなキューピット)」が全米14位のヒットとなった。

間抜けなキューピッド(Stupid Cupid)~Connie Francis
コニーのデビューは55年で、しばらくの低迷後58年にリリースした11枚目のシングル「Who’s Sorry Now」が、あっという間にミリオンセラーを記録。同年立て続けにヒットを飛ばした中の1曲がこの曲。この頃日本ではコニーはまだ無名で殆ど注目されていなかった。

 翌年には自身で歌った「恋の日記(The Diary)」がヒットして華々しいシンガー・ソングライターとしてポール・アンカと人気を二分するアイドルとして活躍が始まる。特に日本での人気は高く、この曲の他にも「恋の片道切符」「恋の一番列車」などは本国ではそれほどヒットしなかったものが日本では大ヒットとなった。

恋の日記(The Diary)~Neil Sedaka
この曲は元々他のグループに提供したものをセルフカバーしたものである。名実ともにシンガー・ソングライターとしての出発点となった曲。日本でもこのメロディは愛されて持ち歌にしていた歌手は数多かった。中でもハイ・ファイ・セット(山本潤子)が出色の出来栄え。
恋の片道切符(One Way Ticket)~Neil Sedaka
60年「おお!キャロル」のカップリング用B面曲として作られた。作詞作曲はハンク・ハンターとジャック・ケラーの共作。歌詞中に当時の全米ポップヒットの題名を織り込んでいる。日本で大ヒットしたため、多数の日本語カバー競作盤が出た中で平尾昌晃のものが定番となった。
恋の一番列車(Going Home To Mary Lou)~Neil Sedaka
アメリカでは61年にリリースされたアルバムに収録されていたもののシングル発売はされなかった。日本の「今週のベスト・テン」においては、61年12月から翌年4月にかけてランクイン、最高位は3位のヒットであった。愛しい恋人の待つ故郷へ胸を弾ませて帰っていく内容。

 その彼の人気もビートルズ米国上陸からは衰えを見せ、70年代半ばに復活を果たしてそのキャリアで2つのピークを持つことになる。最初のピークの後半にこの曲が日本でヒットしたことになる。

日本発売盤ジャケット



オリジナル

Neil Sedaka(ニール・セダカ)

日本のカバー

 この曲は伊東ゆかりがカヴァーしているが、何とオリジナル盤B面は後の’71年に伊東ゆかりと結婚(’76年離婚)する事になる佐川ミツオの’60年のデビュー曲「二人の並木道」(原題「Walk With Me」)。(このオリジナルのジャケット写真はネットにアップされていない)ちなみにスイング・ウエストの歌手だった佐川ミツオは自分とタイプが似ている歌手という事で、手紙と自身の録音テープをNeil Sedakaに送ったことがキッカケとなって、彼の’60年4月の来日ツアーで共演する等親交を深め、その時「二人の並木道」をプレゼントされています。余談ついでにもう1つ、伊東ゆかりと佐川ミツオの娘、宙美(ヒロミ)のデビュー曲「ふたりの小舟」のカップリングがまたその「二人の並木径」だとか。

伊東ゆかり

伊東ゆかり 悲しきクラウン 1962 / King Of Clowns

スポンサーリンク



歌詞の内容

 ニールは明るく歌ってるがその歌詞の内容は以下の通り、悲しい内容になっている。

僕は恋の道化師
貴女が僕から去ってから
舞台のすみで泣いている
どうしてこんな劇が行われるのか
貴女は知るよしもない
貴女が別な恋人を作ってから
、僕は悲しみにくれている
僕は平気なふりをしているが
僕が恋の傷手を受けながら
道化の役をやっているのを貴女は知らないだろう
僕は恋の道化師
あふれる涙をかくしている
笑つたふりをしているが
貴女には哀れな僕の涙が見えはしない
恋の傷手を受けても平気さ
僕は街を歩く時はいつも笑つている道化師さ



<歌詞>

Here I come
The king of clowns
As I hide behind this smile and paint the town
Though I cry
Since you’re gone
You’ll never know because the show must go on

I’ve been sad (I’ve been sad)
I’ve been blue (I’ve been blue)
Ever since the day that you found someone new (someone new)
I pretend but you can’t tell
With my broken heart I play my part so well

Step aside
Here I come
The king of clowns
As I hide the lonely teardrops that come down
I make believe with a smile
But the king of clowns is crying all the while

Here comes the king of clowns

Here comes the king of clowns

There are tears (there are tears)
You’ll never see (never see)
No, you’ll never see my tears and pity me (pity me)
Though I’m hurt
Still I’m proud
Always laughing as I walk among the crowd

Step aside
Here I come
The king of clowns
As I hide the lonely teardrops that come down
I make believe with a smile
But the king of clowns is crying all the while

Here comes the king of clowns

Here comes the king of clowns

Here comes the king of clowns

スポンサーリンク

コメント