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男の世界(Lovers Of The World)~Jerry Wallace

Artist(English)
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70年の日本だけでの大ヒット

 チャールズ・ブロンソンをフィーチャーした男性化粧品マンダムのCMソングで、再発盤では「マンダム~男の世界」と改題した。原題は「Lovers Of The World」

元々の原曲ジャケット

 これを歌っているのはジェリー・ウォレス。日本では「一発屋」だと思われがちな「ジェリー・ウォレス」だが、彼は、1960年~1980年にかけて、カントリーミュージックの部門で、何と35曲もの楽曲をチャートにランクインさせた、超大物シンガー。

 しかしどのベスト盤にもこの曲は収録されておらず、完全に日本のみでのヒットであったことがわかる。

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ヒットの背景

湯川れい子著「熱狂の仕掛け人」(小学館)からの抜粋

「あれはちょうどスパイダースの全盛時代でしたかね。もっといろいろな業務を、ということで作ったんだけれど、すぐにグループ。サウンズの潮が引いちゃってね。プロダクションを拡張した分、スタッフは大勢いるけど、スターの数が足りない。それで苦しまぎれにいろんなことをやった中のひとつが、マンダムのCMだった。あのチャールズ・ブロンソンの。要するにノン・スターの会社だったから、外タレでやろうということになって、外国のスターを使うCMは、ほとんどうちがやってたんですよ、最初は」

「日本のCMなんっていったって、コマーシャルに出ること自体が、外国の俳優たちにはまだすごく抵抗がある時代でしたからね。あれはブロンソンの画のうしろに、マンダムって歌を作って流そう、というアイデアを出したんですよ。そのアイデア自体は斬新なものでもなんでもなくて、確かフィフス・ディメンションが航空会社のCMレコードで出して大ヒットしていたでしょう。あれをそっくり日本でやってもいいんじゃないかっていうことでやったら、大ヒットしたんですよ。で、ブロンソンは歌えないというから、達っちゃんとすごく仲の良かったUAレコード社長のマイク・シアトルという人と相談して、ジェリー・ウォレスっていう、アドヴァンスが止まってしまって、レコードが出せないでいる奴を連れてきて、それで大ヒットしたんだけどね」

★「達ちゃん」というのは、ビートルズを日本に招聘したことで有名であり、ポール・マッカートニーが最も信頼した日本人と言われる㈱キョードー東京の設立者・永島達司さんのこと

★「アドヴァンスが止まる」とは、「契約が止まる」という意味。ジェリー・ウォレスのウィキペディア英語版を見ると、彼が1950年代後半から60年代前半まではヒット曲があるものの、それ以降はこの曲が日本でだけ売れたことが記されている。

 チャールズ・ブロンソン

 CMのイメージキャラクタとして登場したチャールズ・ブロンソンは当時主演作が続けてヒットするなど絶頂期にあった。「夜の訪問者」「雨の訪問者」や最高傑作「狼の挽歌」など立て続けにアクション映画に主演して日本での人気も高かった。寡黙なイメージの役柄が多く、三船敏郎がビールのCMで「男は黙って」のキャッチフレーズを使っていたのと通じるものを感じる。男はかくあるべしといった価値観形成に僕は影響を受けた世代と思う。

 チャールズ・ブロンソンに関しては非常によくまとまって資料的価値の高いブログがある。トップページから4つの年代に分けて連載のページに飛べる労作である。

 1970年、株式会社マンダム(mandom corp.)が発売した男性化粧品「mandom」のCMにチャールズ・ブロンソンを起用して、そのCMソングとして流されたのがジェリー・ウォレスが歌った「マンダム~男の世界」だった。このCMのディレクターは後に日本を代表する映画監督となる大林宣彦が担当し、120万枚の大ヒットだった。

Jerry Wallace

ヒットして改題後のジャケット

Jerry Wallace – Lovers Of The World (1976)

歌詞付き

Jerry Wallace (ジェリー・ウォレス) ''Mandom''   Lovers Of The World



マンダムCM

LOVERS OF THE WORLD – Jerry Wallace

日本のカバー

はしだのりひことクライマックス

【勝手にCM】マンダム 男の世界 はしだのりひことクライマックス

尾崎紀世彦

尾崎紀世彦  ♡ 男の世界
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ザ・ブロンソンズとは

 ブロンソンズは、1994年にみうらじゅんと田口トモロヲによって結成された音楽ユニット。田口トモロヲ & みうらじゅん in ザ・ブロンソンズというクレジットも用いられている。
 ともに文化系であるみうらじゅんと田口トモロヲが、チャールズ・ブロンソンの男気に憧れて結成したユニットである。

ザ・ブロンソンズ

YouTube
https://blog.goo.ne.jp/nakamuranaika/e/d7d48676e44335ac5769d1b92084be7d
男気の作法 ブロンソンならこう言うね。
1994年、『STUDIO VOICE』誌上にて、みうらじゅん&田口トモロヲによるザ・ブロンソンズが男気あふれる人生相談の連載をスタート。田口の悩みにはブロンソンが降臨したみうらが答え、同じく、みうらの悩みには田口ブロンソンが克服の道を示す。二人が吐露するのは、男なら誰しもが抱く悩み。ブロンソンズの出す「答え」は普遍性...

チャールズ・ブロンソン訃報の反響

 コロムビアによると、ジェリー・ウォーレスが歌った『男の世界』は当初CM用のサイズしかなかったが、反響の大きさから45年にシングル化、国内シングルチャート3週連続1位を記録。それまでの洋楽シングル史上最高のヒットになったという。30年以上のときを経て話題になったのは、ブロンソンさんの訃報を伝えるテレビのワイドショーなどで同曲が流れたのがきっかけ。同アルバムへの収録がわかり、注文が殺到。コンピレーションの場合、長期間で数千枚のセールスが普通だが、同アルバムは発売わずか1週間で1万枚を突破。




<歌詞>

All the world loves a lover
All the girls in every landom and
To know the joy of loving is to live in the world of
MANDOM

There’s a someone who’s waiting for you
Soon the world will be yours for a toy
The music starts to play
Night will turn to day
The darkness disappears
When the one you love is near
You’re in MANDOM

All the world loves a lover
All the girls in every landom and
To know the joy of loving is to live in the world of
MANDOM

There’s a place that is waiting for you
A world where the best in life is free
Where time is always spring
Happiness is king
The dreams you dream come true
When the one you love loves you
You’re in MANDOM

All the world loves a lover
All the girls in every landom and
To know the joy of loving is to live in the world of
MANDOM

 

 

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