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煙が目にしみる(Smoke Gets In Your Eyes)~The Platters

Artist(English)
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  1. はじめに
  2. プラターズがオリジナルではなかった
  3. オリジナル
      1. Paul Whiteman and His Orchestra  (vocal Bob Lawrence)
      2. Irene Dunne(アイリーン・ダン)
      3. フレッド・アステア(Fred Astaire)とジンジャー・ロジャース(Ginger Rogers)の見事なダンス
      4. ナット・キング・コール(Nat King Cole)
      5. ジョー・スタフォード(Jo Stafford)1955年
    1. プラターズの功績
  4. ★歌詞の意味
  5. プラターズの歌声と映像
          1. 日本発売盤ジャケット
      1. The Platters(プラターズ)
      2. 当時の映画で歌っていると思われる定番映像
  6. カバーセレクション
      1. J.D.Souther スピルバーグ監督作品の「ALWAYS」の挿入歌
      2. Dinah Washington(ダイナ・ワシントン)1955年
      3. アーサ・キット(Eartha Kitt)1958年
      4. ジュディ・ガーランド(Judy Garland)
      5. Nana Mouskouri
      6. Dinah Shore
      7. テレサ・テン(Teresa Teng)
      8. ニール・セダカのイタリア語バージョン
      9. Sha Na Na(シャ・ナ・ナ)1979年
      10. Barbra Streisand(バーバラ・ストレイサンド)
      11. Engelbert Humperdinck(エンゲルベルト・フンパーディンク)
      12. Sarah Vaughan(サラ・ヴォーン)
    1. インスト
      1. グレン・ミラー(Glenn Miller)
      2. レイ・コニフ(Ray Conniff)
      3. ソニー・ロリンズ(Sonny Rollins)
      4. Patti Austin
      5. Chantal Chamberland
      6. Miles Davis
      7. Coleman Hawkins サックス
      8. Caravelli
      9. Paul Mauriat
      10. Mantovani and His Orchestra(マントバーニ楽団)
  7. 日本のカバー
      1. 真梨邑ケイ
      2. 山下達郎
      3. 西田ひかる
      4. 野口五郎
  8. ★不祥事から不和へ
  9. <歌詞>

はじめに

ポップスの魅力に目覚めポップス小僧になったのは1958年頃からで、もうプラターズの名前は日本でも広く知られていた。プラターズの黄金期は1961年にトニーが脱退するまでとするのが一般的であろう。

ここでは「オンリー・ユー」「グレート・プリテンダー」「トワイライト・タイム」「煙が目にしみる」「ユー・ネバー・ノウ」の5曲のみを取り上げる。プラターズに関する内容はこの5つに分散させて記述するのでプラターズについて知りたい方は5つまとめて読むことをお薦めする。

プラターズがオリジナルではなかった

この曲はプラターズがオリジナルだと思っていたら、とんでもない間違いだった。

ジェローム・カーン(Jerome Kern)作曲、オットー・ハーバック(Otto Harbach)作詞で33年のミュージカル「ロバータ(Roberta)」に使われたのが最初らしい。

元々は行進曲風の曲であったようだが、ゆったりとしたテンポのバラードに変えたものが使われたという。

33年の暮れにポール・ホワイトマン(Paul Whiteman)楽団とバニー・ベリガンのトランペットのものが6週連続でヒットチャートの1位になった。

34年にはポール・ホワイトマン楽団とボブ・ローレンス(Bob Lawrence)のボーカルのものが1位になり、さらに46年にはナット・キング・コール(Nat King Cole)もカバーしている。他にも多くのレコーディングがされて何度もヒットしたらしい。

この辺りの事情はここに詳しい。

オリジナル

Paul Whiteman and His Orchestra  (vocal Bob Lawrence)

33年ポール・ホワイトマン楽団とボブ・ローレンス(歌が始まるのは1分40秒くらいから)

Paul Whiteman and His Orchestra – Smoke Gets In Your Eyes (1933)

Irene Dunne(アイリーン・ダン)

プラターズがリバイバルヒットさせるまでは「煙が目にしみる」は長らく女性が歌うものであったのは、アイリーン・ダンのイメージがあったためと言われている。
35年のミュージカル映画「ロバータ」から

Irene Dunne – Smoke gets in your eyes

フレッド・アステア(Fred Astaire)とジンジャー・ロジャース(Ginger Rogers)の見事なダンス

同じく映画「ロバータ」から

Fred Astaire/Ginger Rogers from Roberta

ナット・キング・コール(Nat King Cole)

Nat King Cole – Smoke Get's In Your Eyes…

ジョー・スタフォード(Jo Stafford)1955年

TOYOTAのテレビCMに使われた。

Jo Stafford With Paul Weston And His Orchestra – Smoke Gets In Your Eyes

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プラターズの功績

しかし何といってもこの曲を世界的に有名にさせたのは58年にプラターズがリバイバルヒットさせたお陰である。1958年10月に3週連続でシングル全米1位を獲得している。
このドゥー・ワップによるソフィスティケイテッドしたアレンジが、ミュージカル・ナンバー、ジャズ・スタンダードから広くポップスのスタンダードとして認められ、今日では「煙が目にしみる」と言えばザ・プラターズの歌と思われるほどになっている。

★歌詞の意味

ちなみに目にしみる煙がタバコのものではないと知ったのは今回初めてである。

タバコの煙などではなく、愛の炎が燃え上がる時に恋する者が目を盲目にする煙であり、愛の炎が消えた時には恋する者の目に入って涙を流させる煙という訳である。

失恋してちょっと強がる気持ちが切ない歌詞になっている。

プラターズとして56年の「マイ・プレイヤー」以降ビッグヒットがなく、起死回生の1曲となった「トワイライト・タイム」に続くこの曲の大ヒットで完全な復活を果たした。

「恋の炎の煙で目がかすんでしまった」という失恋の歌を、トニー・ウィリアムスが切々と歌い上げる珠玉のスタンダード・ナンバーとなった。

このように全盛時代後半には「トワイライト・タイム」「煙が目にしみる」と続いたので、スタンダード・ナンバーをリバイバル・ヒットさせる専門グループという色彩が濃くなっていった。

プラターズの歌声と映像

日本発売盤ジャケット

The Platters(プラターズ)

The Platters – Smoke Gets In Your Eyes

当時の映画で歌っていると思われる定番映像

Platters – Smoke Gets In Your Eyes

カバーセレクション

J.D.Souther スピルバーグ監督作品の「ALWAYS」の挿入歌

J. D. Souther – Smoke Gets In Your Eyes (Always) (1989)

Dinah Washington(ダイナ・ワシントン)1955年

Dinah Washington – Smoke Gets In Your Eyes (1955)

アーサ・キット(Eartha Kitt)1958年

'Smoke Gets In Your Eyes' – Eartha Kitt

ジュディ・ガーランド(Judy Garland)

テレビのジュディ・ガーランド・ショー1963年画質改良版

Judy Garland – Smoke Gets In Your Eyes – The Judy Garland Show



Nana Mouskouri

Nana Mouskouri: Smoke gets in your eyes

Dinah Shore

Dinah Shore – Smoke Gets In Your Eyes

テレサ・テン(Teresa Teng)

Teresa Teng – Smoke Gets in Your Eyes

ニール・セダカのイタリア語バージョン

Neil Sedaka – "Ricordando (Fumo Negli Occhi)" ("Smoke Gets In Your Eyes")

Sha Na Na(シャ・ナ・ナ)1979年

Sha Na Na/ Johnny Contardo – Smoke Gets In Your Eyes

Barbra Streisand(バーバラ・ストレイサンド)

Smoke Gets In Your Eyes (Barbra Streisand)

Engelbert Humperdinck(エンゲルベルト・フンパーディンク)

SMOKE GETS IN YOUR EYES = ENGELBERT HUMPERDINCK

Sarah Vaughan(サラ・ヴォーン)

Sarah Vaughan – Smoke Gets In Your Eyes

インスト

グレン・ミラー(Glenn Miller)

"Smoke Gets in Your Eyes" Glenn Miller

レイ・コニフ(Ray Conniff)

Ray Conniff: Smoke Gets In Your Eyes

ソニー・ロリンズ(Sonny Rollins)

SONNY ROLLINS-SMOKE GETS IN YOUR EYES

Patti Austin

Patti Austin ~ Smoke Gets In Your Eyes

Chantal Chamberland

Chantal Chamberland – Smoke Gets in Your Eyes

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Miles Davis

Miles Davis – Smoke gets in your eyes

Coleman Hawkins サックス

Coleman Hawkins – Smoke Gets in Your Eyes

Caravelli

Caravelli _ 煙が目にしみる _ Smoke Gets In Your Eyes _ カラベリ・グランド・オーケストラ _ 『心に沁みるスタンダード名曲』

Paul Mauriat

Paul Mauriat 煙が目にしみる

Mantovani and His Orchestra(マントバーニ楽団)

Smoke Gets in your Eyes – Mantovani

日本のカバー

真梨邑ケイ

煙が目にしみる/真梨邑ケイ

山下達郎

Tatsuro Yamashita – Smoke Gets In Your Eyes (2013 Remastered Version)

西田ひかる

Nishida Hikaru – Smoke Gets in Your Eyes

野口五郎

野口五郎/煙が目にしみる(Smoke Gets In Your Eyes)

★不祥事から不和へ

1959年にメンバー4人が麻薬と売春容疑で逮捕されるという事件が起こった。この事件は有罪とはならなかったものの、一時ラジオ局は彼等の曲をプレイリストから外すという扱いを受けた。そこで彼等は米国内からヨーロッパに活動の中心を移すことになった。

当時アメリカではロックンロールや黒人アーティストが保守派の攻撃を受けていたので、そのターゲットとして人気のあったプラターズが狙われたともいわれている。

そんなこともありグループ内に不和が生じるようになり、1961年にトニー・ウィリアムスとゾラ・テイラーが脱退した。これがその後の乱立プラターズや訴訟合戦というお家騒動の始まりとなった。

ここでプラターズは終わったというのが自分も含めて多くの人が感じるところであろう。その後のお家騒動については別途「ユー・ネバー・ノウ」のところで書くことにする。

<歌詞>

They asked me how I knew
My true love was true
I of course replied
Something here inside
Can not be denied

They, said some day you’ll find
All who love are blind
When you heart’s on fire
You must realize
Smoke gets in your eyes

So I chaffed them, and I gaily laughed
To think they would doubt our love
And yet today, my love has gone away
I am without my love

Now laughing friends deride
Tears I cannot hide
So I smile and say
When a lovely flame dies
Smoke gets in your eyes

Smoke gets in your eyes

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