はじめに
日本で最初に発売されたブレンダ・リー(Brenda Lee)のシングル盤がこの曲。
原題「Sweet Nothin’s」、邦題は無し
60年はこの他に「I’m sorry」「Dynamite」「Jambalaya」「IWant To Be Wanted」と立て続けに発売した。
60年から63年にかけては大ヒットを連発していた。
筆者が丁度ポップス小僧だった時期と見事に一致するから、当時の自分にとってコニーと双璧の存在だったのは記録を見ても納得できる。
パンチの効いた歌い方は「ミス ダイナマイト」と呼ばれるに相応しい強烈な個性が魅力であった。
また後年日本の都はるみにつながるようなうなり節も新鮮な驚きで聞いていた。
プロデューサーの目論見が大当たり
プロデューサーのOwen Bradleyが「Dynamite」以降ヒットを出せなかったブレンダ・リー(Brenda Lee)に対して、試行錯誤的に色んなタイプの曲を歌わせた中の一つが「Sweet Nothin’s」(’59年全米4位)。
従来はロカビリーやロックンロール風の曲が多かったが、ブレンダ・リー(Brenda Lee)のダイナマイト・ヴォイスはそのままに、ややポップス風味の曲を歌わせたOwen Bradleyのもくろみは大当たりし、以降’60年代中頃までヒットを連発して大スターの仲間入りを果たした。
ブレンダ・リー(Brenda Lee)にとって初のTop10ヒットとなったこの曲は、“和製ブレンダ・リー”と呼ばれた田代みどりが、そのB面だった「Weep No More My Baby」ともども全く同じカップリングでカヴァーし、’60年にレコード・デビューを飾っている(当時12歳)。
そしてさらに新たな一面を開花させたのが、彼女にとって初のNo.1ソングとなった「I’m Sorry」(’60年)。
ナッシュビル・サウンドの名曲と称されるこの美しいバラード曲では、彼女のトレード・マークとも言える激しい絶叫とは違った魅力のソフトな歌唱が堪能できる。
ただ、ソフトな歌唱ながらも彼女の芯の強いハスキー・ヴォイスが、浮遊感漂うメロディーに絶妙なスパイスを効かせていて甘すぎないのがミソ。
ブレンダ・リー(Brenda Lee)の動画
Brenda Lee(ブレンダ・リー)
豊富なポートレイトのスライドショーが魅力
TV映像
もちろん当時はこんな画像に接することは無かった。
カバーセレクション
Helen Shapiro(ヘレン・シャピロ)
Carol Davies
The Searchers(サーチャーズ)
Renee
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田代みどり
日本では『パイナップル・プリンセス』などのカヴァーが大ヒットとなった田代みどりがデビュー曲として歌っている。
<削除された>
ブレンダ・リーになりきって歌ってるアメリカのちびっ子
<歌詞>
[whispering] Uh huh, Honey
[whispering] Alright
My baby whispers in my ear (pst pst pst)
Mmmm sweet nothin’s
He knows the things I like to hear (pst pst pst)
Mmmm sweet nothin’s
Things he wouldn’t tell
Nobody else
Secret baby
I keep ‘em to myself
Sweet nothin’s
Mmmm sweet nothin’s
We walk along hand in hand
Mmmm sweet nothin’s
Yeah, we both understand
Mmmm sweet nothin’s
Sittin’ in the classroom trying to read my book
My baby give me that special look
Sweet nothin’s
Mmmm sweet nothin’s
Ah, sittin on my front porch (pst pst pst)
Mmmm sweet nothin’s
Well, do I love you? Of course (pst pst pst)
Mmmm sweet nothin’s
Mama turned on the front porch light
Sayin’, “Come in darlin’, that’s enough for tonight”
Sweet nothins
Mmmm sweet nothin’s
Sweet nothins
Mmmm sweet nothin’s
Sweet nothins
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