訳詞

A--E

【多国籍コミックソング】悲しき60才(ムスターファ)|坂本九

原曲の歌詞はアラビア語、フランス語、イタリア語の3か国語が入り混じった多国籍なもの。「ムスタファ)」の意味は、恐らく一人の男性の名前を表しているものと思われる。世界各国で『Ya Mustafa』はカバーされ、様々な言語のバージョンが存在する。日本では60年の坂本九盤がヒット。
Artist(English)

【日本のカンツォーネブームに火をつけた】月影のナポリ|ミーナ

オリジナルの歌詞にはどこにも「ナポリ」なんて出てこないのに「月影のナポリ」。原詩では白い月の光を浴びて肌を白く焼くという何とも珍妙な歌を岩谷時子の訳詩はお得意の翻訳というより翻案だが日本でも大ヒット。森山加代子はこの曲でデビューし、いきなりの50万枚ヒット。
Artist(English)

【涙を隠しピエロを演じる男】悲しきクラウン|ニール・セダカ

全米では最高45位だったが日本では大ヒット。これも名コンビによる作品だが、珍しくちょっと自嘲的な楽曲。愛する女性に去られ、涙を隠してピエロを演じている自分を「道化の王様」と自嘲気味な男心を歌った失恋ソング。日本では伊東ゆかりが定番。
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【好きな小悪魔の彼女を天使に】小さな悪魔|ニール・セダカ

作曲ニール・セダカ、作詞ハワード・グリーンフィールドのコンビ作品。好きになった小悪魔のような彼女を天使にするんだというような内容。日本では藤木孝、飯田久彦、斉藤チヤ子等がカバー。かなり後になってキャンディーズもカバー。
A--E

【毒を含んだ皮肉の原詩】夢みるシャンソン人形|フランス・ギャル

65年歌手であるセルジュ・ゲンズブールのプロデュース・作詞・作曲でこの曲が大ヒット。その後60年代後半に一度姿を消すが、70年代に入って復活。歌詞にはかなりの悪意というか毒を含んだ皮肉が込められているという。彼女は後年このことに気づいて以来この曲を歌うことを好まなかった。
A--E

【社会現象になった大ヒット】可愛いベイビー|コニーフランシス

米国ではシングルカットもされなかった曲が日本で空前の大ヒット。最初から日本語盤を投入するという戦略が功を奏した。日本ではレコード各社揃っての競作となった。結果は中尾ミエ盤が定番に。日本語カバー(中尾ミエ、伊東ゆかり、森山加代子、沢リリ子、後藤久美子、山口百恵、テレサテン)
Artist(English)

【ヤヤヤヤ♪のイントロ】悲しき16才|ケイシー・リンデン

「悲しき16才」は、米国では59年にシングルB面として発売された。日本でも当初米国同様B面だったが、センチメンタル・ポップなメロディーラインが受け「悲しき16才」の方に注目が集まった。印象的なイントロと甘いベビー・ボイスの歌声は日本人のツボにハマった。
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ステキなタイミング|【日本では坂本九が定番】ジミー・ジョーンズ

米国ジミー・ジョーンズがソロとして60年2枚目シングル「Good Timin’」が全米3位の大ヒット。当時の日本は坂本九達若者がポップスを日本語で歌うブームの勃興期。TV各局は競って同種番組を作りお茶の間の若者を夢中にさせていた。この曲もオリジナルは知らなくても坂本九で知った者が殆ど。
A--E

【難解な歌詞】ホリデイ(Holiday)|【初期の名作】ビージーズ

ビージーズがブレイクする70年代の少し前の67年ににヒットした。青春の憂いとでもいうべき感情を歌ったビージーズ初期の名作。ヴォーカルの透明感と輝きが哀愁を帯びたメロディとマッチして見事なバラードに仕上がっている。歌の意味が不明ということでも有名。邦訳付き
A--E

【「いちご白書」挿入歌】サークルゲーム|バフィーセントメリー

学園紛争を舞台にした70年カンヌ映画祭審査員賞受賞曲。「青春の光と影」のジョニ・ミッチェルの作品。挿入歌を歌ったバフィー・セントメリーはアメリカ原住民(インディアン)の血を引くカナダ人。マサチューセッツ大学卒業後、フォーク歌手活動をし、カナダだけでなく、フランスやイギリスからも数々の賞を贈られている。
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