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サウンド・オブ・サイレンス(The Sound of Silence)~Simon &Garfunkel

Artist(English)
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はじめに

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「明日に架ける橋」のところで少し触れたが、この曲は意外な展開でヒットした。64年のデビューアルバム「水曜の朝、午前3時」に収録されていたアコースティックのみの伴奏バージョンがオリジナルである。

このアルバムの売り上げの悲惨な結果にショックを受けた二人が活動中止状態に陥りヨーロッパへの旅に出てしまう。二人の不在中の65年6月にプロデューサーがエレキサウンドをオーバーダビングした曲を二人には断り無くシングルとして9月に発売してしまった。これが翌年初頭に全米1位の大ヒットとなった。

これによってアメリカに戻り活動を再開したサイモンとガーファンクルが66年に出したアルバム「サウンド・オブ・サイレンス」にこの曲が収録され、その後68年の映画「卒業」サウンドトラック・アルバムにも再収録された。

「明日に架ける橋」と同じようにこの曲においてもポール・サイモンの歌詞は様々な解釈を聞く人々に与える。「沈黙の音」という不条理そのもののタイトルが内容の難解さを暗示しており、歌詞を読み進むにつれて比喩や暗喩が何を指しているのか読み手が理解に苦しむボールを投げてくる。

明日に架ける橋(Bridge Over Troubled Water)~Simon and Garfunkel
人気の絶頂となった時期70年に彼らのラストアルバムで最高傑作といえるアルバム「明日に架ける橋」が発売された。原題は「Bridge Over Troubled Water」アルバムタイトル以外にも「コンドルは飛んでいく」「ボクサー」その他の代表曲が収められている。



難解な歌詞

  まずタイトル“The Sound of Silence” を“沈黙の音”と直訳すると意味が通じない。

これに詳細な解説を加えて『このタイトルは、あえて訳すれば「沈黙の届く範囲」、あるいは「沈黙の支配する領域」といった事になる』とし、その理由をポール・サイモンは『本文訳にある通り、現代は沈黙の支配する世界、人々が本来の言葉を発する事をしない世界なのだ、という事をこの歌で言おうとしたから』としている。

次の文脈で本文全体とその訳を記載し、その次の文脈では全体を第1連から第5連に分け、それぞれ「あるビジョンの訪れ」・「夢の中での衝撃」・「現代社会についてのビジョンの内容」・「「僕」の側からの働きかけ」・「ネオンの神の支配」として詳細な解釈を試みている野心的なサイトを紹介する。

「サウンドオブサイレンス〜沈黙の世界」の言いたいこと

歌詞の解釈に興味のある方は上記サイトが一読の価値がある。歌詞の意味がこんなに深遠で示唆に富んでいるということに驚き、改めて考える機会となった。このサイトは最後に次のように結んでいる。

『コミュニケーションの不在、会話の拒否、一方的な押しつけは、この商業主義によってさらに高められ、むしろ企業側によって堅持されます。それはまさに、今の日本の一部企業やマスコミの姿そのものではないでしょうか。

そして、この現代の全能の神も、沈黙の閉ざされた世界に対しては、「ささやく」ことしかできません。自らが手を貸した沈黙の世界をどう処置する事も出来ないわけです。「僕」の言葉が音のない雨粒となって落ちていったように。それは放置され、今後もガンのように増殖していくのだ、という事になります。』

もう一つ

上記サイトに劣らない理論的分析に挑戦しているサイトがあったのでこちらも紹介する。

同様に内容を引用するとあまりに冗長となるのでリンクだけ貼っておく。両方読むことにより、多角的な理解が深まると期待する。

The Sound of Silence に秘められたメッセージ
Simon ans Garfunkel の (The) Sound of Silenceと言えば、それ自体でも、「卒業(The Graduate)」の主題歌でも有名なので御存じの方もたくさんいらっしゃると思います。(念のためYoutubeから動画を紹介します) 最近読んだ ...
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ここからは音と映像を楽しむ

ライブの画像をいくつも見たがいずれもアコースティックバージョンであった。しかし僕の耳に残っているのはヒットしたエレキサウンドの映画のサウンドトラックバージョンである。彼らの意地のようなものを感じる。

Simon &Garfunkel

全く売れずに彼らがショックを受けたオリジナルのアコースティックバージョン

The Sound of Silence (Original Version from 1964)

スタジオライブ(微妙に画面と音がずれているような気がする)

sound of silence

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81年セントラルパークでのライブ

Simon & Garfunkel – The Sound of Silence (from The Concert in Central Park)

09年マディソン・スクェア・ガーデン

Simon & Garfunkel – The Sound of Silence – Madison Square Garden, NYC – 2009/10/29&30

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映画「卒業」

サウンドトラック

Simon & Garfunkel 映画「卒業」 Sound Of Silence

有名な花嫁略奪シーンを動画で見たいならこちら

The Graduate – The Sound Of Silence (Soundtrack) *Must See*

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Dana Winner TVショー Simon and Carfunkel

Sound of Silence – Dana Winner (Simon & Garfunkel) [show]

Holly Henry

The Sound of Silence – Simon and Garfunkel (Holly Henry Cover)
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Nouela アカペラに近い淡々とした歌い方だが妙に心に残る

Nouela -The Sound of Silence

Paul Mauriat(ポール・モーリア)

Paul Mauriat



この曲は日本にも大きな影響があった

森山良子

サウンド・オブ・サイレンス

南こうせつ&吉川忠英&山本潤子

南こうせつ&吉川忠英&山本潤子 The Sound Of Silence




サーカス

サウンド・オブ・サイレンス SOUNDS OF SILENCE サーカス UPG‐0177

はしだのりひことシューベルツ

サウンド・オブ・サイレンス / はしだのりひことシューベルツ
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番外編「ダスティン・ホフマンになれなかったよ」

おまけとして「卒業」つながり

大塚博堂

ダスティン・ホフマンになれなかったよ

音質良好なこちらの方が聴きごたえがある

山本潤子

ダスティン・ホフマンになれなかったよ 山本潤子

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<歌詞>

Hello darkness, my old friend
I’ve come to talk with you again
Because a vision softly creeping
Left its seeds while I was sleeping
And the vision that was planted in my brain
Still remains
Within the sound of silence

In restless dreams I walked alone
Narrow streets of cobblestone
‘Neath the halo of a streetlamp
I turned my collar to the cold and damp
When my eyes were stabbed by the flash of a neon light
That split the night
And touched the sound of silence

And in the naked light I saw
Ten thousand people, maybe more
People talking without speaking
People hearing without listening
People writing songs that voices never share
No one dare
Disturb the sound of silence

“Fools” said I, “You do not know
Silence like a cancer grows
Hear my words that I might teach you
Take my arms that I might reach you”
But my words like silent raindrops fell
And echoed in the wells of silence

And the people bowed and prayed
To the neon god they made
And the sign flashed out its warning
In the words that it was forming
And the sign said “The words of the prophets
Are written on the subway walls
And tenement halls
And whispered in the sounds of silence”

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