【5曲連続全米1位の最初】愛はどこへ行ったの|ザ・スプリームス

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はじめに

 原題は「Where Did Our Love Go」、邦題「愛はどこへ行ったの」で64年にThe Supremesが初めて全米1位を獲得した曲である。

 The Supremes(ザ・スプリームス)はこれ以後「ストップ・イン・ザ・ネイム・オブ・ラブ」等続々と全米1位の曲を送り出し、ザ・ビートルズに対抗出来る唯一のグループとまで言われた。


 

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ザ・スプリームス(The Supremes)

グループ名の表記

 日本では当初”シュープリームス”と表記されていたが、近年は米音に近づけて”スプリームス”と表記されることが多い。

 しかし正確には”ザ・スプリームズ”である。本文では”ザ・スプリームス”を使用する。

グループの結成とデビュー

 1959年ザ・プライメッツ(The Primettes)として結成された。その時のオリジナルメンバーは、

ダイアナ・ロス、
メアリー・ウィルソン、
フローレンス・バラード、

ベティ・マグロウン

 の4人。

 まもなくベティが抜けて、バーバラ・マーティンに替わり、さらにそのバーバラもデビュー目前に結婚の為やめた。こうして、オリジナルの3人になった。

 結成当時連日モータウン・レコードに通い詰めて毎度断られても諦めずに通ったおかげで、少しずつ仕事が貰えるようになった。

 その結果マービン・ゲイのレコーディングに参加できるようになった。仕事といっても「手拍子」するだけの仕事だったが、レコーディングに参加できるだけで満足していた。

 やがて1960年ザ・プライメッツ名義で「Tears Of Sorrow/Pretty Baby」 のデビュー・シングルを出したがヒットはしなかった。A面はダイアナ、B面はメアリーがリード・ボーカルであった。

 1961年グループ名を”ザ・スプリームス”と変更してモータウン・レコードと契約する。

 ところが変更してもなんら変化はなく、一番ヒットしたのは1963年に発売した「When The Lovelight Stars Shining Through His Eyes(恋のキラキラ星)」(全米23位)だった。これは本文後半に紹介している。この頃は大したヒットも無かったので”No Hit Supremes”と呼ばれていたという。

突然の大ブレイク

 彼女らの下積み生活も1964年になって事態が一変することになる。

 それはモータウン・レコードの社長ベリー・ゴーディ・ジュニアの強力なプッシュを受け、売れっ子最強ヒットメーカーH-D-Hチーム(エディ・ホーランド、ラモンド・ドジャー、ブライアン・ホーランド)の作曲・プロデュースを受けることになって始まった。

 1964年に吹き込んだ「Where Did Our Love Go(愛はどこへ行ったの)」が1964年8月1日付で5位にランクされ、その3週間後になんと全米1位になってしまった。

 この大ヒットをきっかけに5曲連続全米1位の前代未聞の大進撃が始まった。

 これがこの年にアメリカ・デビューしたザ・ビートルズと対抗できるのは彼女らしかいなかったと言われる所以である。

 この曲は足拍子(手拍子ではない)のアンサンブルで始まるといった意外性のアイデアも秀逸である。

 この曲のメロディは出だしの「ベイビー、ベイビー」以下下降して上昇するというパターンで出来ている。

 メロディの原型は「ベイビー」という一つの単語を二度繰り返すところに出ている。驚くべき単純さをダイアナ・ロスが万感を込めて発声し歌いだすことで、冒頭数小節で勝負を決める狙いが当たった。

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この曲はザ・マーベレッツが歌うはずだった

 この曲は当初ザ・マーベレッツが歌う予定であった。しかしメンバーの一人がこんな屑歌は歌えないということで、スプリームスにお鉢が回って来た。

 断られた歌を歌うというのは抵抗があったものの、デビューしたてのグループだから断れるはずもなく、嫌々歌ったら大ヒットという思いがけない結果になった。

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ザ・スプリームス(The Supremes)の動画

The Supremes(ザ・スプリームス)のスライドショーが充実

The Supremes Where Did Our Love Go

パリのシャンゼリゼ通りの車道で歌いながら歩いてる

The Supremes – Where Did our Love Go

Ready Steady Go – 1965

当時のファンの熱狂ぶりがよくわかる

The Supremes – Where Did Our Love Go (Ready Steady Go – 1965)

カバー・セレクション

The Lettermen(レターメン)

The Lettermen – Where Did Our Love Go (1971)

Sinitta

Sinitta – Where Did Our Love Go (Video)

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Soft Cell

Soft Cell – Where Did Our Love Go

Peggy March 1985

あのペギー・マーチと同一人物なのだろうか?

Peggy March Where did our love go "Na sowas" Thomas Gottschalk

Manhattan Transfer 1978

J.Geils Band

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Emma Bunton

Emma Bunton Where did our love go live @ TFI Friday Show

Amii Stewart

1956年生まれ米国人女性の歌手・ダンサー

Amii Stewart – Where Did Our Love Go (1981) • TopPop

Ringo Starr

✫ RINGO STARR-WHERE DID OUR LOVE GO ✫

Jenni Rivera

メキシコ系米国人女性の歌手兼女優2012年没

Jenni Rivera – Where did our love go

Declan Galbraith(デクラン・ガルブレイス)

1991年生まれ英国人歌手。タレントショーで注目を集めた。

Declan – Where Did Our Love Go (Video)

Adam and the Ants(アダム&ジ・アンツ)

1980年代にニューロマンティックムーブメントを作り出したイギリスのバンド。
マイケル・ジャクソンやプリンス、日本の沢田研二などに多大な影響を与えた

ADAM ANT: Where Did Our Love Go?

映画「ドリーム・ガールズ」

 彼女たちをモデルにしたミュージカル「ドリーム・ガールズ」が81年に初演、06年には映画化された。

 ダイアナをモデルとしたディーナ・ジョーンズ役に、ビヨンセ・ノウルズ、フローレンス・バラードをモデルとしたエフィ・ホワイト役にジェニファー・ハドソン、メアリー・ウィルソンをモデルとしたローレル・ロビンソン役にアニカ・ノニ・ローズ、シンディ・バードソングをモデルとしたミシェル・モリス役にシャロン・リールが配役。

 なお、スプリームスを売り出した、モータウンの創設者ベリー・ゴーディ・ジュニアをモデルとしたカーティス・テイラー・ジュニア役にジェイミー・フォックスが配役されている。

映画「ドリーム・ガールズ」予告編

Dreamgirls Trailer [HQ]

メンバーの変遷

 このグループも売れっ子になるとメンバーの出入りが激しくなった。それをまとめたのが次の表である。

ザ・スプリームスの主なヒット曲

When the Lovelight Starts Shining Through His Eye(1963)-邦題「恋のキラキラ星」 3人組として初のヒット曲かつデビュー曲。

Where Did Our Love Go? (1964)-邦題「愛はどこへ行ったの」

Baby Love (1964) Every Little Thingが、シングル「ハイファイ メッセージ」のカップリングとしてカヴァー。 安室奈美恵が、「NEW LOOK」としてサンプリング(リメイク)して発表
Come See About Me (1964)
Stop! In the Name of Love (1965) 高橋幸宏が、アルバム「音楽殺人」でカバー。 globeがカヴァー曲として発表(ドラマ「スタアの恋」主題歌)。 Holliesがカバーしてヒットさせた。
Back in My Arms Again (1965)-邦題「涙のお願い」
I Hear a Symphony (1966)-邦題「一人ぼっちのシンフォニー」
You Can’t Hurry Love (1966)– 「恋はあせらず」 現在[いつ?]も、CMソングなどでよく使用される。
My World Is Empty Without You (1966)– 邦題「二人だけの世界」
Love Is Like an Itching in My Heart (1966) – 邦題「乱れるハート」
You Keep Me Hangin’ On (1966) 大胆なアレンジを加えた、ヴァニラ・ファッジのカヴァーも知られる。
Love is Here and Now You’re Gone (1967)– 邦題「恋ははかなく」
The Happening (1967)-邦題「恋にご用心」
Some Things You Never Get Used to (1968)– 邦題「愛の終着駅」
Love Child (1968)
I’m Gonna Make You Love Me (1968)
I’m Livin’ in Shame (1969)– 邦題「スラムの小鳩」
The Composer(1969)
Someday We’ll Be Together (1969)– 邦題「またいつの日にか」 これ以降は、ダイアナ脱退後の楽曲。
Up the Ladder to the Roof (1970)– 邦題「愛の階段」
Stoned Love (1970) 全米7位を記録した、ダイアナ脱退後のスプリームスの代表曲。
Bad Weather (1973) スティービー・ワンダーによる作曲。
I’m Gonna Let My Heart Do the Walking (1976)

<歌詞>

Baby, baby
Baby don’t leave me
Ooh, please don’t leave me
All by myself

I’ve got this burning, burning
Yearning feelin’ inside me
Ooh, deep inside me
And it hurts so bad

You came into my heart
So tenderly
With a burning love
That stings like a bee

Now that I surrender
So helplessly
You now wanna leave
Ooh, you wanna leave me

Ooh, baby, baby
Where did our love go?
Ooh, don’t you want me
Don’t you want me no more
Ooh, baby

Baby, baby
Where did our love go
And all your promisses
Of a love forever more

I’ve got this burning, burning
Yearning feelin’ inside me
Ooh, deep inside me
And it hurts so bad

Before you won my heart
You were a perfect guy
But now that you got me
You wanna leave me behind
(Baby, baby) ooh baby

Baby, baby don’t leave me
Ooh, please don’t leave me
All by myself

Ooh, baby, baby
Where did our love go?

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